消費者金融連絡会について

消費者金融連絡会とは

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消費者金融ローンといえば、無担保無保証でローンが組める手軽さにその魅力があるわけですが、その特徴ゆえに以前は利用者との間にさまざまなトラブルが起きてきたことも否めません。
こうした流れを踏まえ、大手5つの消費者金融会社が共同で設立したのが「消費者金融連絡会」です。
この組織は、主にローン利用者に消費者金融についての正しい知識を持ってもらい、金融取引においてのトラブルを未然に回避するために設立されました。

活動は日本貸金業協会へ

消費者金融連絡会には、消費者金融に関わるトラブルに関する相談に対応する窓口も設けられていましたが、これまで消費者金融連絡会が行ってきた業務内容は日本貸金業協会に移行され、現在消費者金融連絡会のホームページは閉鎖されています。
ただ、活動自体はこれからも持続していくということですので、今後も何等かの形で消費者にとって有益な情報を発信してくれるのではないでしょうか。
「消費者金融連絡会」という名称が広告などでもよく耳になじんでいるという理由から、そのまま持続してほしいという声もあるようです。
現在、消費者金融関係のトラブル相談には、日本消費者金融協会も対応してくれます。 日本消費者金融協会には現在のところ40社ほどの消費者金融業者が加盟しており、消費者金融のローン関係で問題やトラブルが生じた場合には相談することができます。

組織名称を騙る詐欺に注意

消費者金融というと、高利貸し的なネガティブイなメージをいまだに根強く持っている方もいるようです。
こうしたダークなイメージを払拭し、取り立てなどの経営上の行き過ぎを防ぐために、日本貸金業協会や日本消費者金融協会は、組織として自主規制を行っていますが、最近では、これらの組織と類似した名称や、その他の金融業者の名称を詐称して詐欺を働く悪質業者もあるようなので注意が必要です。

有効利用するために

さまざまな使途で利用できるローンとして広く定着してきている消費者金融ローン。
借り手側と貸し手側、双方がきちんとその責任を守って行動すれば、トラブルもなく有効に利用できるはずです。
消費者金融利用の際には必要な情報をきちんと集め、「自己責任」の意味をしっかりと理解した上で利用することが大切です。