証券担保ローンの特徴と注意

証券担保ローンは総量規制の対象外

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有価証券担保ローンとは担保を有価証券にした貸付のことで、有価証券の時価の範囲内であれば総量規制の対象にならないのが特徴です。
金額がかなり大きくなってしまう、有価証券を担保にする、時価の範囲内などの理由から、返済が滞ったとしてもすぐに多重債務になることはないということで、総量規制にはなじまないと考えられています。

規制の対象外にならないものも

ただし、有価証券といってもすべてが対象になるわけではなく、換金性が高いものというのが条件になっています。
例えば、国債証券や地方債証券、特別の法律によって法人が発行する債券、投資証券もしくは投資法人債券、外国投資証券、貸付信託の受益証券、上場株式などとなっています。
このような有価証券を持っている方はある程度の資産があると判断できますので、有価証券担保ローンで借入れる必要があるのかというと、必ずしもそうではないとも考えられますが、現金が必要になった時に売却するなどの目的で利用する場合があるかもしれません。

借金で投資ができる?

尚、既に持っている有価証券のみならず、担保に提供する有価証券を購入するために必要な資金の貸付けについても、総量規制の対象外となります。
つまり、借金で投資をすることもできるということです。
ただ、一般的には借金で投資することはあまりおすすめできませんので、そのあたりはよく考える必要があるでしょう。
また、有価証券担保ローンが「顧客等の返済能力を超える貸付の契約」にあたるとみなされた場合は、当然ながら貸付してはしてもらえません。

注意点は?

ローンにはさまざまな種類がある上、その内容は種類ごと、金融機関ごとに異なります。
よく理解できていない状態で利用すると、後々さまざまな問題が起きる可能性もあるため、金融機関に行って話を聞いたり、資料を取り寄せたり、情報を収集するなどして、しっかりと仕組みや条件理解してから利用することが大切です。
最近は、インターネット上や各メディアを通じてさまざまな情報が掲載されています。
中には実際の利用者の口コミなどもありますから、同じような条件で借入れた人の話や、検討中の金融機関の情報などを見てみると参考になるかもしれません。