クレジットカード会社への開示請求

金融業者へも開示請求できる

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個人信用情報機関に登録されている信用情報は、申請により確認できることはご存知の方もいることでしょう。
ですが、カード会社が管理している信用情報も申請すれば確認できるということは、案外知らない方が多いのではないでしょうか。

開示される内容は?

クレジットカード会社が開示請求に応じて開示してくれる情報内容は、本人確認関係の情報(氏名や年齢、住所や電話番号といった連絡先など)、それから契約関係の情報(契約内容、契約日、実際の支払状況など)があります。
もちろん誰にでも開示してくれるわけではなく、本人もしくは法定代理人、または契約者本人から委任を受けたという事実がきちんと確認できる任意の代理人のみに限られます。

開示方法

情報は郵便にて送付、書面の形で開示されます。 大切な個人情報ですから、たとえクレジットカード会社の窓口に出向いて申込んだ場合でも、その場で開示されることはないということを覚えておきましょう。
つまり開示には数日を要しますので、前もっての申請が必要です。

開示請求方法

クレジットカード会社によって開示請求の方法は異なりますが、一般的には来店もしくは郵送での申込みとなります。
その際、会社指定の申請書や本人確認書類などの提出が必要になります。
特に本人確認書類の原本やコピーは発行日から3ヶ月以内に指定されている場合が多いので、以前に取得したものを使う場合は期限が切れていないことを確認しましょう。
申請書には実印、署名等の項目に漏れがないように確認します。
必要事項がひとつでも漏れていると、開示されない場合がありますので注意しましょう。
代理人が申請する場合には、本人からの依頼を受けていることをしっかりと証明するために本人以上に多くの書類提出が必要になりますので、見落としがないように充分確認しましょう。
情報開示申請のための手数料はカード会社によってかなりバラつきがあり、無料のところもあれば、手数料を求められるところもあります。

その他の注意

前記されているように、申込みは通常来店か郵送のみに限られています。
メールなどにカード番号その他の個人情報を記載して問い合わせるといったことは個人情報保護の観点からも危険ですから、絶対避けましょう。
また、クレジット会社への開示請求方法は会社によってかなり違いがありますから、開示請求の際にはまず、該当の会社に問い合わせ、求められる申請方法の手順をきちんと確認し、二度手間にならないようにしましょう。