クレジットカードの紛失に注意

クレジットカードの紛失の怖さ

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クレジットカードを紛失すると、知らないうちに現金をキャッシングされたり、カードのショッピング枠で買い物されたりと、不正使用されることがあります。
また、カード自体は紛失していなくても、スキミングといって知らないうちにカード情報が引き出され、使われていることがあります。

補償に関する注意点

最近のクレジットカードは不正使用されても盗難紛失保険がついているので、カードの持ち主に不正利用分の請求がされることはありません。
しかし、保険規約で個人に重大な過失がある場合は補償されないと規定されている場合もあるため、注意が必要です。
保険における補償には期間が定められており、大体紛失届け日から60日、最長で90日まで遡り補償するというところが多いようです。
一方、あまりに長い間紛失に気がつかず、不正使用をされて補償期間を経過すると、利用額が補償されないことがあります。

紛失時の対応

クレジットカードを紛失したら、悪用されないようすぐにカード会社の緊急連絡先に紛失したことを知らせ、カードを使えないように停止してもらいましょう。
さらに最寄りの警察署もしくは交番に紛失の届け出をします。 警察に紛失届を出せば、カードの再発行手続きが可能となります。
カード会社の指示に従い、紛失したカードを無効とし新しいカードを発行してもらう手続きをしましょう。 カードの再発行手数料はカード会社によって異なりますが、ゴールドカードは無料で通常のカードは有料としているところが多いようです。

日頃から気をつける点

クレジットカードは貴重品です。 紛失するとキャッシングされる恐れもあるためしっかりと保管し、定期的にきちんと保管されているか確認しましょう。
また、万一紛失した場合もすぐに対応できるようカード会社の緊急連絡先をメモしておき、すぐに連絡できるよう持ち歩きましょう。
そしてカードの暗証番号は、すぐに判明するような生年月日、郵便番号などといった数字を使うことは避けるべきです。

いざという時の備え

カードを紛失して利用できなくなっても困らないよう、メインのカードの他にもう一枚予備でクレジットカードを作っておくと良いでしょう。
また、カードの裏面に署名がないと紛失時に補償してもらえないこともあるため、契約したカードが届いたらすぐに署名しておきましょう。
さらに、スキミング被害にいち早く気づくためにも、カードの利用明細が実際の利用額と適合しているかを毎月きちんと確認することも大切です。