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最低賃金と生活保護の関係・・・最低賃金は生活保護を上回るように「されている」?

約3分26秒で読めます

2015年7月15日、厚生労働省は、最低賃金による収入が生活保護を上回ったという発表をしました。いわゆる最低賃金による収入が生活保護費を下回ってしまう「逆転現象」が解消されたということになります。

最低賃金と生活保護というのは、生活保護不正受給と共に大きな注目を受けていました。仕事をするよりも生活保護をもらったほうが豊かな生活を送れる・・・という価値観すら生まれてしまったほどであり、とても大きな問題となっていました。

そんな生活保護費と、最低賃金について逆転現象が起こっていないという発表はとても良いものと捉えることはできます。また最低賃金の更なる引き上げも検討しているということで、最低賃金による収入がより大きくなることが考えられます。

・・・ただ、これはあくまでも表面的な動きであり、本当の意味で逆転現象が解消されているのかどうか疑問に感じている人もいます。

というのもそもそも最低賃金における収入の計算がおかしいという指摘があります。

最低賃金における収入は、時給と仕事をした時間によって計算されます。最低賃金によって仕事をしている人に常に仕事があるのか・・・ということです。

週40時間が一定の基準とされていますが、この基準を満たせる最低賃金による労働者は多くないと言われています。
しかし、今回の発表における最低賃金における収入は、この基準で計算をしています。まり実際の最低賃金による収入よりも大きな数字になっている可能性がとても高いのです。
つまり逆転現象は何も解消していない可能性があるということになります。

生活保護費については、生活扶助と住宅扶助を合わせて計算をしています。一般の人のイメージでは、それぞれの地域の上限額での計算だと思われがちです。(生活保護費の上限を最低賃金による収入が超えなければ意味がない思っている人が多いと思います。これは当然なことです)しかし、実際はそうではなく、基本的に生活保護費ができるだけ小さく見えるような計算をされていることになります。

そのため、最低賃金はより高く、生活保護費はより低く見えるようにされているのです。この問題は今現在発生し始めたものではありません。数年前から計算式や、条件がおかしいという指摘は受けています。

下記は全労連の最賃のページが記載されています。2010年と情報が古いように見えますが、計算式や条件に問題があるということは十分に理解できる情報源となっています。(2015年現在と数値や条件が変わっている部分もあるかもしれませんが、最低賃金による収入の計算がおかしい、生活保護費の計算がおかしいという事実は今現在と変わりません

全労連 最賃のページ

http://www.zenroren.gr.jp/jp/housei/2010/100608_01.html

数字だけ見ているだけでは何も判断できない

今回の問題だけでなく、統計というのは数字を見るだけでは何も理解できません。どのようにしてその数字を出したのかがとても大切です。今回の最低賃金と生活保護費の逆転現象というのは、おそらく解消されていない可能性のほうが高いと考えられます。数字の出し方にとても大きな欠点、問題があることは間違いないでしょう。

問題点として、「生活保護費に焦点を当てておけば良い」という流れです。仕事をするよりも生活保護を受け取っていたほうが良いという価値観が出てきたことと、生活保護の不正受給が問題となったことで。「生活保護の実態」が大きな問題になりがちです。
間違いなく大きな問題ではあるのですが、「最低賃金の低さ」もまた大きな問題であり、企業側にも焦点を当てていくことが大切です。

そして何より、決して平等ではなく、偏った、欠陥が多くある統計データを全面的に出してくる厚生労働省に一番問題があると考えることもできます。

データは正しいものを出せば根拠となりますが、間違ったデータは不信感を煽るだけで事態をより悪化させる可能性があります。本当の意味で生活保護費と最低賃金の関係が表に出していくことが必要です。

 

 

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WYwriter

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